『主尋問』




F ソフト検査(休出と代休・実習の作業内容)
 

あなたも休日出勤をしたことがあると思うんですけれども、その場合、代休を取ることはできるんですか。
 
代休を取っています。


あなたの場合は、休日に出れば、必ずと言っていいほど代休を取っていると、こういうことですか。
 
必ずとは言いませんけど、代休を取っています。


上段勇士さんですけれども、ソフト検査を応援していたというか担当していたときがありましたよね。
 
はい。


上段さんは、どのようなことをしていましたか。
 
彼ができる精度取り中心に作業をしてもらっていました。


一般検査とほとんど同じ作業である精度取り、データ取りをしていたと、こういうことですか。は
 
はい、そうです。


一般検査からソフト検査に来るときに、実習という過程は必ずあるんですか、ないんですか。
 
最初からソフト検査ができるわけではないので、最初はみんな実習という形になります。


あなたの場合は、実習という過程があったんですか。
 
最初はそうですね、実習という形から始まり、ただ、実習の中でも、ソフト検査のやり方というのを学びながら。


一般検査からソフト検査に来ますよね。そういう方が最初にやる作業というのは。
 
精度取りになっちゃいます。


データ取り、精度取りになると、こういうことですか。
 
はい。


その過程で、あなたが先ほど言われた指導を受けるということがあるんですか。
 
はい。


その指導をしてくれるのはどんな方ですか。
 
同じ検査をする先輩に当たります。


先輩の指導を受けながらだんだん慣れていくと、こういう過程があるということですか。
 
はい、そうです。


上段さんの場合は、ソフト検査に来たときは、実習ということで来ているんですけれども、実習の場合と、実際本当に担当になった場合、これは何か違いがありますか。
 
結局、打合せの開催、あとは関係部署とのソフトのリリースの話など、データ取り以外の内容も出てきてしまいます。


今言われているのは、実際の担当になった場合には、関係部署との協議であるとか、ソフトのリリースの話合い、そういうのをやらなきゃいかんと。ただ、実習という形で来ている方は、データ取りをすることが多いと、こういうことですか。
 
そうです。


あなたの経験だと、一般検査のときは、あまり大変な思いをしなかったと、こういうことですよね。
 
はい。


そうなると、データ取り中心にソフト検査をしている方にとっては、このソフト検査というのは、大変な作業になるのかならないのか、その点はどうですか。
 
大変な作業ではないです。


そのデータ取りの場合は、先ほどお聞きした一般検査のときの手待ち時間、そういうものもあるわけですか。
 
もちろんあります。




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