『若年労働者 過労死民事裁判』


【控訴審 判決ニュース】

●up 2008.9/17
     (東京新聞)
二審も過労死と認定 スギヤマ薬品訴訟で名古屋高裁
名古屋高裁は17日、・・地裁判決に慰謝料を400万円増額し、スギヤマ側に総額約8700万円の支払いを命じた。西島幸夫裁判長は判決理由で「・・精神的負荷の高い業務が増えていたのに・・漫然と放置した」と指摘。・・安全配慮義務違反と、・・放置した過失責任を認定・・。

●up 2008.9/17
     (時事通信)
薬剤師過労死、二審も認定=8700万円賠償命令−名古屋高裁
西島幸夫裁判長は同社側の控訴を棄却、二審も過労死と認定した。原告側が付帯控訴で求めていた慰謝料800万円の増額については、400万円分を認め、計約8700万円の支払いを同社に命じた。

●up 2008.9/17
     (読売)
薬剤師の過労死認定、8700万の賠償命じる…名古屋高裁
西島幸夫裁判長は、過労死と認定・・、遺族側の訴えを認めて1審・名古屋地裁判決を変更し、同社に改めて計約8700万円の支払いを命じた。同社の控訴は棄却した。・・同社側は控訴審で、「杉山さんに残業させる必要はなく、死因は嘔吐・・による窒息死だった」と主張・・。

●up 2008.9/17
     (毎日)
過労死:名古屋・スギヤマ薬品に8700万円の賠償命令
控訴審判決で、名古屋高裁(西島幸夫裁判長)は17日、・・過労死を認めた上で、1審より慰謝料400万円を増額し、約8700万円の支払いを命じた。・・同社は「死因はのどに物を詰まらせたことによる窒息死で、時間外労働の時間数の認定も誤り」として控訴していたが、棄却された。

●up 2008.9/17
     (産経)
二審も賠償命令、金額増額 薬剤師の突然死で名古屋高裁
控訴審判決で、名古屋高裁(西島幸夫裁判長)は17日、約8300万円の支払を命じた一審判決を変更、賠償額を約8700万円とした。・・同社は判決を不服として控訴。認定された時間外労働時間は事実誤認とし「死亡と業務に因果関係はない」と主張していた。