【平成19年10月5日。名古屋地裁判決のニュース】続き
●up 2007.10/5
(時事通信)
残業140時間、過労死で賠償命令 8300万円、薬剤師の両親勝訴 名古屋地裁
多見谷裁判長は、杉山さんが死亡する前の1カ月間の時間外労働は約138時間にも上り、休日も2日しかなかったと指摘。「必要な睡眠時間の確保も難しく、疲労が過度に蓄積していく状態だったにもかかわらず、会社側は適切な措置を怠った」として、過労死を認定した。
●up 2007.10/6
(赤旗)
薬剤師は過労死
スギヤマ薬品に賠償命令
名古屋地裁
名古屋地裁(多見谷寿郎裁判長)は5日、杉山さんの訴えを認め、会社側に8298万円の損害賠償を命じました。判決は、死亡前1カ月間に2日しか休みが取れず、残業が138時間に及んでいたと認定。死因についても、会社が主張する窒息死ではなく、過労による致死性不整脈であるとしました。
●up 2007.10/6
(中日新聞・静岡)
薬剤師過労死認定し賠償命令 大井川の両親勝訴
大井川町に住む杉山さんの両親が同社を相手に慰謝料など約2億600万円の支払いを求めた訴訟の判決が5日、名古屋地裁であり、多見谷寿郎裁判長は計約8300万円の支払いを命じた。・・父親の正章さん(66)は・・「・・ドラッグ業界の過酷な実態への警鐘として、真摯(しんし)に受け止めてほしい」と・・話した。
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