『主尋問』




H ソフト検査と勇士(パソコン操作)
 

ソフト検査について若干お聞きしますが、ソフト検査自体に、納期というものはありますか。
 
納期はあります。ただ、納期といっても、飽くまでも目標になります。


ここで納期と言いますけれども、納期に遅れるということは、ソフト検査の担当者の責任ということにはならないんですか。
 
全くならないです。


納期に遅れる、遅れそうな場合というのは、担当者はどういった対応をすることになるんですか。
 
遅れそうになった場合は、できる限り頑張ってやりますけれども、まあ無理な場合は、関係者の方と相談して、日程を延ばす方向でやっていきます。


関係者というのは、社内での関係者の方ですか。
 
そうですね、ソフト検査にかかわる人たち、設計だったり、技術だったり、うちの品証ですね、みんなで相談して日程を延ばすと。


ソフト検査の担当者が、そういう納期に間に合わなかったということで、責任を感じることもないんですか。
 
全くないということはないと思うんですけれども、そんなに責任感を感じることもないと思います。というか、検査だけの問題で遅れているわけではないので、それはしょうがないと思います。


実際に、あなたは今現在もソフト検査をされているんですか。
 
はい。


納期に遅れることというのは、よくあるんですか。
 
よくあります。


よくあるというのは、かなり頻繁にあるほうですか。
 
そうですね、よく延ばしています、日程を。


ソフト検査の場合は、すぐに何日までに必ず結果を出さなきゃいけないとか、そういうかなり厳しい納期とは感覚が違うわけですね。
 
そうですね。


その当時に、上段勇士さんが、ソフト検査の納期のことなんかで注意を受けていたりしたのを見た覚えとかはないですか。

記憶はないです。


上段勇士さんがパソコンを使用しているのを見たことはありますか。
 
はい、あります。


それは、仕事のときにも普通に当然に使用していましたか。
 
そうですね、普通に使っていました。


上段勇士さんが、例えば1本指でパソコン入力するとか、すごいパソコンに不慣れで、パソコン操作自体に時間がかかるとかいうような様子とかはなかったですか。
 
ないです。


パソコンに不慣れな様子は全くなかったということでよろしいんですか。
 
はい。


実際に、あなたの知っている限りで、パソコンに不慣れな社員というのも中にはいるんですか。
 
います。


そういった社員が、新しくソフト検査に配属されるということもあるんですか。
 
はい、あります。


そういった場合は、どのような対応をされますか。
 
パソコンの操作から教えていきます。


勇士さんから、パソコン操作について、質問を受けたことはありませんか。
 
ないです。


パソコン自体、大分前から慣れているような感じの雰囲気ではありましたか。
 
そうですね、普通に触っていました。



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