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それは、特に会社を辞めたという話までは、具体的には聞いてなかったんですね。 |
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そうですね。確認もしませんでした。 |
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ただ、あなたは会社を辞めたんだと思っていた。 |
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はい、そうです。 |
○
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ほかの社員の方なんかは、どういうふうに言ってましたか。 |
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そのときの事実って分からないというか、まあ、ほかの社員も自分と同じような考えで、会社を辞めたんだろうという。だから、会社を辞めましたよという報告は上がってきませんでした。 |
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だから、みんなも、突然こなくなったんで、会社を辞めたんかなと思ってたんですか。 |
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はい、そうです。 |
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実際に上段勇士さんが、今回の裁判で問題になっているように自殺されていたというのを知ったのは、大分あとになってからですね。 |
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はい、そうです。 |
○
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その話を聞いて、上段勇士さんの自殺の原因について、あくまであなたの意見として、何か思い当たることというのはありませんでしたか。 |
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仕事をしている風景を見ても、そういうのはちょっと思い当たらなかったので、ちょっと・・・、私生活のほうで何か問題があったんじゃないのかなって、ちょっと思ってました。 |
原告代理人(川人) |
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ちょっと聞き取れなかったので、もう一回言ってください。 |
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被告株式会社ネクスター代理人 |
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はい。今の段階で、あくまであなたの意見として、あなたが見ていた限りで、上段さんの自殺の原因について思い当たることはありませんか。 |
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まあ自分が経験、上段君がやっていることは自分が1度経験しているものなので、仕事的にはそれほど・・・、まあ多少ストレスというか忙しい面というのもあるんですけれども、それほど問題にすることではないと思いますね。で、その当時、自分が思っていたというか、そのときに思ったのは、ちょっと私生活のほうで何かきっかけというか、そういうものがなかったのかなということです。 |
○
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具体的に私生活での問題、どういう問題があったかとまでは特には御存じない。 |
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そうですね・・・。 |
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あなたからは、そういう私生活の問題があったんじゃないかなというように思っているということですね。 |
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はい、そうです。 |
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