控訴審
第1回 口頭弁論イラスト



●開廷前●

【裁判所書記官】

傍聴人の入廷からお世話いただきました。
高裁最初の口頭弁論なので、傍聴人は全員入りたいと思っていました。割り振られた人数があるので、空いている席と思っても予定された席です。開廷ぎりぎりまで待って、急遽会場の席の整理もしていただきました。
席確保に必死のイラスト担当者は、まだ作業前の段階です。


●開廷●

【廷吏】

「起立願います。・・・」いつもの通り、言葉をメモしようと思って手が止まってしまいました。東京地裁では男性の声が響いていましたので、予想外の声を聞いて思わず止まってしまいました。
凛としたよく通るお声は、女性でした。若い女性の方でした。
イラストはまだ、です。


●開廷中●

裁判長
【裁判長】

11時から、裁判長の提出物に関する確認等が始まりました。 この方が、裁判長です。
808法廷は、地裁で見なれた風景と違うことがありました。 開廷と共に裁判官の方々が出ていらしたのは、地裁では向って右側からでした。今回も右と思い込んで右端に視線を移してまちました。担任発表を待つ生徒の気分でした。
いきなり真正面から登場されました。 これも驚いて、いちいちメモの手を止めました。

左陪席裁判官
【左陪席裁判官】

傍聴席から見ると右側に見える方です。裁判長の側から見ると左側の裁判官となります。

島田浩樹弁護士
【島田浩樹弁護士】

控訴審から、原告側に入っていただいた弁護士さんです。原告席から裁判長のお話を聞いている瞬間です。


●報告会●

川人博弁護士
【川人博弁護士】

第1回目の口頭弁論を終え、傍聴人もいろいろ聞きたいことがありました。
最初にお話を聞いた後で、質問がたくさん出されました。皆さんの質問に、丁寧にこたえていただきました。

皆さんの質問にこたえていただく過程で、私自身の視点も広がり深まることを実感しています。
裁判が終ると、みなそれぞれ受取り方が様々のままで法廷を出ることになります。時にはまったく逆の解釈をしていることもあります。単純に、使用された言葉の意味が分からないままもあります。弁護士会館までの道のりで、話は多岐に渡って出てきます。

裁判の後の報告会は、とても貴重な時間となります。
解説していただく度にまた一つ、裁判に関して詳しくなります